どうも~、やしろーです!!
今回は「予備自衛官への道・第2弾」ということで、予備自衛官補の採用試験について解説していきます☆
やしろーは一般公募/技能公募で1回ずつ受験し、いずれも合格をいただきました!
これから受験するという方の一助となるよう、実際の経験を基に、攻略のアドバイスをまとめていきたいと思います。
それでは行ってみましょう! やしろー3曹、投稿始め!!
予備自衛官補採用試験について(前半)
まず、予備自衛官補採用試験にエントリーする必要があります。
近くの地本(自衛隊地方協力本部)に行くと、広報官が親切に対応してくれます。
やしろーも最初は緊張しましたが、広報官はみなさん穏やかで優しい方々なので安心してください☆
1 採用試験にエントリーをする
採用試験は4月中旬(第1回)と10月上旬(第2回)に実施しています。
しかし、ここ最近は第1回で予定人数に達してしまうため、第2回はないものと考えておきましょう。
第1回の受付期間は年によって多少異なりますが、1月6日頃から4月上旬までです。
実際の試験日は5日間設定されており、人気の日付(土日)からどんどん埋まっていきますので早めにエントリーしましょう!
地本に行けばすぐに用紙を渡され、その場で写真も撮ってくれますので、服装を整えて行けばエントリーは完了です♪
2 一般公募/技能公募共通の試験対策について
エントリーが完了したら、次は合格のための対策をしていきましょう!
一般公募/技能公募共通の試験項目として、「口述試験(面接)」「適性検査」「身体検査」の3つがあります。
① 口述試験(面接)の対策
まずみなさんに知っておいていただきたいのが、「面接はこの試験の最重要項目である」ということです。
どんなに筆記試験の結果が良くても、面接が×ならばそのまま不合格になります。
自衛隊だからと言って特別な内容はなく、高校入試や一般的な就職試験で行う面接と同じと考えて大丈夫です。
・予備自衛官補を志望した理由を教えてください。
・自己PRをしてください。(長所と短所、特技、職歴など)
・これまで学んだことと、予備自衛官補を志望する関連性について教えてください。
・訓練は集団生活になりますが、自衛隊のルールを守ってやっていく自信はありますか。
・体力に自信はありますか。何かスポーツの経験はありますか。
・あなたが予備自衛官になることについて、会社の理解は得られていますか。
・あなたのご両親や家族は、予備自衛官になることに賛成していますか。
・予備自衛官になった場合、長く続けていく自信はありますか。
質問の内容から面接官がチェックするポイントは3つです!
① 予備自衛官になりたいという熱意と明確な志望理由があること
② その人の人となりと自衛官への適性
③ 周囲からの理解があり訓練に参加できる状況であること
この3つをクリアしていることは必須条件です。
特に①の志望理由のところで、どれだけ熱意を伝えられるかにかかっています!!
予備自衛官を目指そうと思ったきっかけを具体的に述べ、任官後は国や地域のために全力を尽くしたいという思いを遠慮なくぶつけましょう!!
②では、自己PRを求められることもあれば、長所と短所などをひとつずつ聞かれる場合もあります。
スポーツ歴、アピールしたい特技や資格等があれば、答えの中に上手に組み込んで伝えましょう!!
また、職場や家族の理解があるかも重要です。
上司の許可を取っていなくて焦ってしまうということのないように、事前に相談しておきましょう!!
② 適性検査の対策
予備自衛官補の適性検査は、「性格検査(パーソナリティ検査)」です。
「集中して物事に取り組むことができる」「最近不安を感じることがある」「自分は協調性がある方だ」などの質問に答えていきます。
ここで判断されるのが、「外向性」「開放性」「情緒安定性」「誠実性」「協調性」の5つです。
性格検査なので、単純に点数化して高い低いを競うものではありませんが、自衛官として不測の事態があっても任務を遂行できるかを判断されます。
明らかに情緒不安定であるとか、協調性が欠けていると判断されるような回答は避けましょう!!
○ 明らかに問題のある性格と判断される回答は避ける
③ 身体検査の対策
身体検査では、「身長/体重/胸囲」「視力/色覚」「聴力」「歯牙」「血圧」「血液/尿検査」「関節の動き」「皮膚」「既往歴」「薬物検査」を実施します。
ざっと10項目、かなり本格的な身体検査です!!
しかも、全員廊下でパンツ一丁にさせられます(笑)
どれも極端な結果が出れば一発アウトです。
例えば、弱視、難聴など訓練に支障の出るもの、内臓系の疾患、血圧が140以上、過度の肥満/痩せすぎ、強い薬を使うアトピー等です。
薬物検査については同意書を書きます。拒否すると不合格になります。
既往歴は試験当日までに記入して持参します。
もし虚偽の申告をして後からばれてしまうと、合格取り消しもあり得ますので注意してください。
健康維持のためにも、普段から適度な運動を心がけておくとよいと思います。
○ 訓練に支障のない健康状態を維持しておく
○ 虫歯など、治療できるものは事前に改善しておく
予備自衛官補採用試験(前半)のまとめ
いかがだったでしょうか。
予備自衛官補の採用試験は近年倍率が上昇しており、気を抜いて臨むと普通に落とされてしまいます。
後半では公募別に筆記試験の攻略について解説していきますが、この前半の内容で7割くらいが決まるといっても過言ではありません。
面接などで高得点を目指すことも必要ですが、それ以上に「すべての検査において合格ラインを割らない」ことの方が重要です!!
万が一身体検査で異常ありという結果になっても、他の項目で合格基準を満たしていれば、かかりつけのクリニック等で再検査して診断書を提出すれば通ることもあります。
やしろーはなぜか尿検査で引っかかり、再検査してパスしました(笑)
先ほど「前半だけで7割は決まる」と書きましたが、後半の記事もぜひともお付き合いください☆
また、予備自衛官補採用試験の参考書もあるので、ぜひ参考にしてみてください♪
また、「面接の質問事例集30選」も下記のリンクから確認することができますので、面接対策に役立てていただければと思います☆
https://yashiro.blog/yobi-jieikan/to-be-4/
以上、投稿終わり!!